スキャモンの成長曲線|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

スキャモンの成長曲線

簡単に言うと…

とくに「神経系」の発達具合を表した図で有名。神経系は他の器官に先立って急激に成長する。

詳しく言うと…

成人20歳の人間の各器官を100として、人の発達を神経型(脳や脊髄)・リンパ型(リンパ腺)・生殖型(生殖器)・一般型(骨格や筋肉、呼吸器や消化器)の4つに分類した成長発達比率を表した図。
とくに「神経型」の発育は幼児期に急速に発達し、6〜7歳(小学校入学頃)には大人の約90%にも達する。

少年スポーツなどでも、こうした急成長期が含まれる小学校低学年は、いわゆる運動神経(動きの機敏性、平衡感覚、調整力等)を刺激するのに適した時期であり、「一般型」も約50%となり身体的にもある程度の運動練習に耐えられるようになるので、この時期をうまく利用した効果的なプログラムが注目されている。
日本サッカー協会では、このスキャモンの成長曲線をとり入れた少年サッカーの指導をしている。

「まいと」な一例

この時期は、新しいものに興味が移りやすいので、一種類のスポーツに集中させるよりもいろいろなスポーツや遊びを体験させて、幅広く運動神経を刺激してあげましょう。

参考文献

  • 「Emotional Intelligence(邦題:こころの知能指数)」/ダニエル・ゴールマン(土屋京子 訳)/講談社
  • 「幼児教育と脳」/澤口 俊之/文藝春秋
  • 「脳が考える脳」/柳澤 桂子/講談社
  • 「脳の健康」/生田 哲/講談社
  • Newton別冊「遺伝子と脳からみる男と女のサイエンス」/ニュートンプレス。

ページトップ