脳の中には、百数十種類もの脳内伝達物質があり、ドーパミンやノルアドレナリン、セロトニンなどが有名。
これらは、俗に「脳内ホルモン」とも呼ばれる。
ドーパミンはアミノ酸のひとつ、チロシンからつくられるが、チロシンは麻薬の主成分物資なので、ドーパミンは別名脳内麻薬とも言われる。
ドーパミンは脳を覚醒し、快感や快楽を誘い、集中力を高め、意欲や創造性を発揮させる。また、ストレスにも有効だと言われている。
ドーパミンが脳内麻薬と呼ばれるからといって、心配する必要はありません。これは良い意味で、常習性をもちます。
つまり、その子に「達成することの楽しさ」や「好奇心をもたせて集中させる」「想像力豊かに遊ばせる」など、良い環境を与えてあげると、一度ドーパミンの味をしめた脳は、もっともっと欲しくなり活性化し、さらに意欲的に取り組むようになるわけです。
参考文献