「男脳」には男脳ならでは優れた点があり、「女脳」には女脳の優れた点がある|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

「男脳」には男脳ならでは優れた点があり、「女脳」には女脳の優れた点がある

簡単に言うと…

男脳は空間認識能力、女脳はコミュニケーション(言語)能力が特に顕著。

詳しく言うと…

男脳・女脳にはそれぞれ、色々と優れている点がある。
例えば、男性は狩猟し女性は子どもを生み家庭を守ってきたという進化の歴史がある。そのためそれぞれの役割にあわせて肉体も脳も発達してきた。
男性は狩猟本能にたけ獲物を得るために進化してきたので、視野が狭くもっぱら前方に集中するのが得意だが、女性は子育てや家庭を守る能力として、視野が広く身の回りの情報を得るのが得意である。

それは脳の活動スタイルの違いにも現れている。
休息中の男性の脳は、7割が活動を停止していたのに対し、女性は9割が活動状態であった。つまり女性は、周囲の環境から絶えず情報を取り込み分析をしている。だから、自分の子どもが何を考え、何が好きで何を求めているか等、子育てに必要な能力は自然と男性より高いといえる。

「まいと」な一例

女の子の左脳は、男の子より成長が早い。だから後から生まれた妹も、お兄さんより早く上手に話せるようになります。
男の子の脳はアンドロゲンの働きにより右脳発達と引き替えに左脳発達を遅らせ、その結果空間認識能力や知覚能力を高める事が出来ます。
一方、女の子は左脳と右脳がバランス良く発達する。しかも脳梁が太く、女性ホルモンのエストロゲンはニューロンに働きかけ、左脳と右脳の接続をよくする。左右の連絡が良いほど、話しぶりがなめらかになり、同時にいくつもの作業をこなす事ができる。

だから女の子の方が、早く文字や言葉を覚え、おしゃまで理詰めでくるので、男の子は勝てない。
小学校中学年位までは、女の子の方が2歳くらい精神年齢が高いと言われています。

参考文献

  • 「Emotional Intelligence(邦題:こころの知能指数)」/ダニエル・ゴールマン(土屋京子 訳)/講談社
  • 「幼児教育と脳」/澤口 俊之/文藝春秋
  • 「脳が考える脳」/柳澤 桂子/講談社
  • 「脳の健康」/生田 哲/講談社
  • Newton別冊「遺伝子と脳からみる男と女のサイエンス」/ニュートンプレス。
  • 「Why men don't listen & women can't read maps(邦題:話しを聞かない男、地図が読めない女)」/アラン・ピーズ+バーバラ・ピーズ(藤井留美 訳)/主婦の友社

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