まいと幼児教育コラム 年長|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

まいと幼児教育コラム 年長

6才 5月の過ごし方

5月です。

プリント学習、絵画制作、運動とリズム、行動観察をバランス良く刺激していきます。

5月は、朝顔の種を蒔いて、観察をしてみてください。
芽が出て、双葉になり、ツルが伸びてつぼみができます。自分の蒔いた朝顔の種が成長していく様子は、とても興味深く、植物(自然)に関心が持てるでしょう。
幼稚園で、経験できるお子さんもいることでしょう。ぜひ関心を深めてあげてください。
また、お母様と一緒に、観察日記がつけられると良いですね。
絵を描くと言うことで、細かい部分まで、観察をしようという気持ちが持てます。挑戦してみてください。

実は、この力は小学校へ行ってからの科学や理科の力になっていきます。
小学校では、観察日記を描いたり、「雄しべ・雌しべ・茎・ガクなど」を調べたりしていきます。
興味の無い子どもにとっては、なかなか大変です。
興味付けは、幼児期の大切な「種まき」の1つです。是非、お子さんの興味や関心を育てていってあげましょう。

今月は集団の行動観察の授業で、ダンボールを使ってお家作りをしました。
大型のダンボールで屋根や家の壁・入り口をガムテープで貼り作り、壁にハサミやカッターで切った窓を作り、セロファン紙を貼ったり、カーテンをつけたり・・・子ども達は、夢中で家造りに没頭しました。
ダンボール1枚(1箱)からそれを組み合わせて立体的な家造りをする事は、本当に子どもにとって楽しいものです。まして自分たちが作った家に入って遊べるとなると、嬉しくて楽しくて仕方のない様子です。自分が頑張ったところや工夫したところ・難しかったところを発表もしました。
道具の使い方や創意工夫・片づけなど、この活動での課題は山とありますが、実際に作りながらの指導は私たち講師も楽しいものです。
ご家庭でもリサイクルのダンボールがあったら、リサイクルとして処分する前に、お子さんと立体の家や車・電車などを作って遊んでみましょう。

また、教室の子ども達は、プリントの地図の上を移動していく遊びを、ゲーム感覚で楽しんでいます。
真っ直ぐ歩いていき右に曲がって、そこからまた右に曲がって・・・なかなか大変です。自分の紙人形(駒)を作って道を進んでいくと、左右に曲がる方法がつかめてきます。
実際の道でも、「次の角を右に曲がるわよ。」など、普段から経験をさせておいてあげましょう。簡単な道のりの地図などにも、興味を持たせてあげていると良いですね。
小学校2年生で、町の地図をみて探検をしたり、地図記号を覚えたりしている学校もあるようです。
社会の時間ではなく、総合の時間に行っているようです。
学校によって、経験をする学年は違いますが、興味や関心は、後にその子どもにとって、大切な力になります。

普段の生活の中で、ほんの少し意識をして、言葉を掛けてあげることで、子どもは変化をしていきます。
今のこの時期を、是非大切に過ごさせてあげて下さい。

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