NHK教育番組「となりの子育て」の取材|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

NHK教育番組「となりの子育て」の取材

NHK教育番組「となりの子育て」の取材

NHK教育の「となりの子育て」と言う番組で、「意欲アップ! 勉強環境改善術」のテーマで、幼児教育専門家の立場からリビング学習についての取材を受けました。

番宣より

「うちの子は勉強しなくて」「もう少し成績が上がらないかしら」とお悩みの方は多いんじゃないですか? やっぱり親としてはちゃんとわが子に勉強させたい。でも、子どものやる気や集中力はなかなか続きません。
実は、勉強する場所や家族の接し方、そして色、部屋に置く物の配置などなど、ちょっとした工夫で、勉強する意欲や効率がグンとアップするんです。
今回のテーマは「子どもの勉強環境」。
効果的なリビング学習や、集中力が高まる勉強部屋にする方法などを考えていきます。

概略(番組ホームページより)

リビング学習の長所・短所

子ども部屋ではなくリビングで勉強するといい、とよく言われます。
それはいったいなぜでしょうか?

幼児教育研究家の佐藤るり子先生によると、子ども部屋に一人でいると、誘惑もたくさんあり、ついつい、マンガを読んだりゲームをしたり、また、寝てしまったりしてしまいますが、リビングで親の目があると、一生懸命勉強している姿を誉めてもらいたいという思いから頑張るお子さんも多いそうです。

また佐藤先生は、生活音の中で勉強すると、にぎやかなところでもほかの音を頭の中でキャンセルする力が身につき、集中力が高まるともいいます。
勉強は、間違いをその場で直すのが一番効果的なので、お父さんお母さんが見てあげられるのもリビング学習のいいところです。

でも、そんないいことづくめのように聞こえるリビング学習にも、大きな落とし穴があるそうです。
ダイニングテーブルに勉強道具を持ってくることになるので、夕食時に急に片づけようすると、勉強道具がぐちゃぐちゃになって、大事なプリントなどをどこに片づけたか、わからなくなることも。

対策としては、ダンボールでも何でも、大きな箱を用意して、そこに勉強道具はまとめて入れる、ということをすればいいのではないでしょうか?

子どもが勉強している姿を常に見ることになるので、ついつい、悪いところに目が行きがちなのも、リビング学習の落とし穴。
「こんなことがわからないの?」「まだこんなところをやってるの?」「字が汚いね」など言ってしまいやすいので注意。
こういうことを言ってしまっては、子どもが親にわからないところを聞かなくなってしまいます。
注意ばかりされていると、「勉強=嫌なこと、辛いこと」というイメージになってしまうので、「計算が早いね」とか「がんばってるね」とか何かいいところを見つけて、たくさんほめてあげましょう。

「勉強=好きなこと、楽しいこと」という印象を植え付けることが大事です。

上記のように、幼児教育の立場からコメントをしました。放送された一部をご紹介します。

専任講師佐藤のコメント

リビング学習について

・普段聞き慣れている音がする

色々な物音がする中にいるということなので、子どもはいつも聞き慣れている音なのでリラックスをしている。
リラックス状態の中で勉強をするということが、逆に集中力を増す。

・例えば学校では集団の中で学習している

さまざまな音があり、雑音が多い中で集中力をとぎすまして勉強していくということは、自分には関係ない音をキャンセルする力がつく。
音をキャンセルする力は、リビングで学習しているときに、自分がここぞと思ったときに(集中したいと思ったときに)、頭の中でキャンセルする力が身につく。

親が気をつけなければならないこと

まず、子どもが一生懸命にやろうかなと思っている時に(やる気を出したときに)、親はチョット疲れたからといってお昼寝というのはいけません。

親がチョット見たいドラマがあるから見てるわねと言うのもいけません。テレビを見るのは我慢しましょう。
そんなときは、録画をするなどしてあとで見ましょう。

わが子のスタイルに合わせることが大切です。

取材風景

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