2歳児の気になる行動チェック
このチェックリストやコメントは、幼児教育の現場からの視点ですので、医師の診断とはちがい医学的な根拠はありません。また、医学的助言をするものでもなく、ご利用にあたり何かの保証をするものでも、結果に対して責任を負うものでもありません。
- 赤ちゃんが嫌い
- 視線が合いづらい
- 初めてのことに対して非常に警戒心が強い
- 気持ちがいつも不安定である
- ささいなことですぐ泣くが、抱っこするとすぐ泣きやむ
ワンポイント
2歳児では、まだ心の成長の判断は難しい年齢です。まいとではたくさんスキンシップをとり、一緒に楽しめるものを見つけることに趣をおきます。
- お母さん以外の大人と手をつながない
- おもちゃで遊ぶが同じ遊びが長続きしない
- 部屋に知らない人がいると部屋に入ることを拒む
- 初めての場所を嫌がる
- 初めての場所になじめない
- 狭い場所を怖がる
- 狭い場所が好き
ワンポイント
社会性の芽生えのような時期に入ってきます。無理強いはせず、でも一緒に遊び不安を取り除くようにします。
- じっと座っていられない
- じっとできずからだを左右に揺らす
- すぐ立ち歩く
- 椅子に座っていると上半身が揺れている
- 椅子に座っていると手や足を小刻みに動かす
- 靴下をすぐ脱ぐ
- 靴下を脱ぐことを嫌がる
ワンポイント
じっと座っていない場合は、お母さんが膝に抱っこして一緒に座ります。
- 奇声を上げる
ワンポイント
大きな声を出すことを否定するのではなく、「耳が痛くなっちゃうね」などの言葉をかけます。たくさん話しかけて言葉の爆発期に備えます。
- 音楽がなると耳をふさぐ
- 大きな音が嫌い
- 音楽がなっていないと不機嫌になる
- 高いとことにのぼることが好き
- トンネル遊びなどくぐる遊びが苦手
ワンポイント
無理強いはせず、音楽なども小さな音で流しています。
- 年齢以上に記憶力が高い
- 順番をよく覚えている
ワンポイント
記憶力が高いのはよいことです。カードを使って覚えっこなどをたくさんしていきます。
- 数字に異常なほど興味を示す
ワンポイント
興味が出てきたらどんどん数や量感の刺激をしていきます。(数を数えたり数字を描いたりして遊びます。)
- 積木を高く積めない(すぐ倒れてしまう)
- 友達が積木で作ったものを壊す
ワンポイント
積み木が高く積めなくても、積んでいるところを見せます。壊れてしまっても繰り返し積んでいるところを見せて形の刺激をしていきます。
- 手のひらや指をひらひらさせる
- 手をかざして指の間からものを見ることに没頭する
- 水面をピシャピシャ叩く
- 両手をグーにして(握って)力強く振る
- 何もせずただボーっとしている
- 行きと帰りが同じ道順で無いと不安を感じる
- 虫刺されやかさぶたが異常に気になり、掻きくずしてなかなか治らない
- クレーン現象(大人の手を引っ張って目的を達成しようとする行為)
ワンポイント
2歳ではグレーゾーンなのか、まだまだ判断できません。ですからたくさん話しかけ、たくさん一緒に遊びます