依存心(いぞんしん)
過保護な子育ては、自立心を育てられず、親や他人に頼るひ弱な心を育ててしまいます。それが依存心へと育ちます。
さらには、親子の関係が過剰に依存しあうと「共依存(きょういぞん)」という関係を生み出します。
過度に親に依存しすぎて自立する機会を失った頼りない子どもに対して、親もまた子どもの世話や面倒を見ることに自らの生きがいや喜びを見出すようになり、いつまでも親離れ子離れが出来ない悪循環となります。
(例)
子どもを支配的に我がものとしたい親と、自分への愛情を一身に受けたい子どもの関係。
子どもの行動の先々で、管理をしようとする場合があります。
お子さんが失敗をする前に、お母さんが失敗をしないように物事を運んでしまうケースなどです。
そのようなことが続くと、お子さんはお母さんが手を貸してくれるまで、自分から物事を進めようとしなくなります。
また、お母さんもお子さんに頼られると、嬉しい!と勘違いをしてしまいます。親の愛情だという勘違いです。