発達グレーゾーン/発達ボーダー(はったつぐれーぞーん/はったつぼーだー)
発達障害の診断は基準や診断法など、とても難しいものです。
診断基準の項目のいくつかに該当し、かつ、日常生活に支障をきたす場合に発達障害と診断されますが、まだ幼い子はその診断がつけづらく判断しづらいことから、発達障害なのかそうでないのか?……その様な、何とも言えないあいまいな状態を「発達ボーダー」とか「発達グレーゾーン」と称します。
また、診断は受けてないがそうであろうという場合も「発達ボーダー」とか「発達グレーゾーン」と呼ぶことがあります。
病気と違って診断名で薬や対処が変わるわけではないので、あまり診断名にこだわらずしっかりと年齢に応じた刺激を与えていくことが大切だと考えています。
そう言う意味でも、幼児期の(教育)環境はとても重要となります。
大切なのは子どもとしっかり向かい合い、その子の特性をよく理解してあげることです。
理解したうえで、どう刺激を与えていくのか? 専門家や幼稚園や学校の先生などとしっかり話し合うことも大切です。