自立心(じりつしん)
自立は心の発達にともなう成長の証です。
自我感情が発達し、他人の指示を拒み、時にはその反対の事をしてしまうものです。子どもの心の発達で現れる子ども自身の変化です。
自立心とは、他人の援助や支配を受けることなく、自分の考えで・自分の力だけで物事を行っていこうとする気持ちを言います。
第一反抗期「自立心」は、自主性が順調に発達していれば、2才〜3才で現れます。
意識や価値観の差はあっても、心の片隅に「独り立ちしたい」という欲求が芽生え始める時期です。
子どもが、『自分でする!』と言ったときは、たとえ自分の力で出来ないような事だと大人が判断しても、「挑戦しよう」という意欲を喜び、認めてあげましょう。
さらに、お母さんは出来なかったときの我が子との向き合い方・言葉のかけ方を考えておくことも大切です。
決して命令、干渉、支配、過保護はいけません。子どもの意志を認め、共感をする思いやりのある接し方が大切です。