睡眠[子どもの](すいみん)
幼児期の睡眠、とくに0〜6歳位の脳が最も著しく発達する時に「睡眠」という行為はとても重要。
目がさめて活動し〜眠くなり就寝するという睡眠覚醒(すいみんかくせい)リズムは4〜5歳に作られるので、21時就寝〜6時起床と言った早寝早起きの習慣がとても大切。
この「睡眠覚醒リズム」が作られないと睡眠の「質」が悪くなってしまい、その結果、幼児「脳」が正常に発育しないなどの危機にも見舞われかねない。
『就寝時間が遅くなっても起きる時間が遅ければ良いのでは?』と思われる方もいるかもしれませんが、残念ながら子どもにとっての睡眠は時間量だけではなく、睡眠そのものの「質」がとても重要になってきます。
質の高い睡眠により、就寝中に成長ホルモンがたくさん分泌されて幼児脳が正常に・豊かに発育していくことになるわけです。
その質とは、夜早く(遅くとも21時位)に真っ暗な中で寝て、朝は太陽の光で自然と目が覚めると言った規則正しい生活リズムによる睡眠です。
太陽の光に当たることは重要で、人は本来25時間周期ですがそれを24時間の地球の周期に合わせるのには、太陽の光で体をリセットする必要があるからです。
(※メラトニン、成長ホルモン、睡眠覚醒リズム も参照)