虫歯が心配です
歯磨きが嫌いな娘の虫歯が心配です。
(具体例)
1歳半の娘は歯磨きが嫌いです。色々試してはみたのですが泣いて嫌がります。
それを見ている主人は「まだ乳歯だから、そんなに嫌がるのを無理やりしなくてもいいじゃないか。」というのですが、母親として虫歯にはさせたくありません。虫歯を作らないように気をつけることを教えてください。
回答します
なってからでは遅すぎるのが虫歯です。一度なってしまったら自然に治る事はありませんし、歯医者に通うのは親も子も大変です。乳歯だからといって、何もしないわけにはいきません。乳歯の時期にしっかりとした虫歯予防の習慣をつけておきたいものです。そこで、虫歯を作らないために、次のことを心がけてみましょう。
- 食べた後は歯磨きを…。
- 食後の歯磨きは効果的です。歯磨きを嫌がる子は、歯ブラシをかわいい絵の描いてあるものや、奥に入り過ぎない安全プレートのついている歯ブラシなどを使い、大人と一緒に鏡を見ながら、楽しく歯磨きが出来る環境を作りましょう。歯が数本のうちはガーゼで拭き取る程度で充分です。また、シリコンゴム製の指にはめるタイプの歯ブラシもあります。子どもが自分で磨いたあとは、お母さんが仕上げをするのも忘れないでください。 歯磨きの出来ないときは、食後にお茶や水を飲むか、口をゆすぐだけでもかなり違います。
- だらだら食いはさせない。
- 食べ物が歯に触れている時間が長ければ長いほど、虫歯になりやすいものです。食べ物は良く噛み、楽しく食事をしましょう。でも、楽しいからといってだらだら食べず、ある程度時間を決めて食事をすると良いでしょう。
- おやつに注意。
- 甘いものばかりのおやつになら無い様に心がけましょう。例えば、ビスッケトなら飲み物はジュースではなく麦茶や牛乳にするなど、組み合わせを考えましょう。
- 強い歯を作る。
- カルシウム、たんぱく質、ビタミン類をたくさんとり虫歯になりにくい歯を作りましょう。最近では、キシリトールやフッ素入りの食品も数多く出ています。また歯磨き粉も虫歯予防の効果があるといわれています。
- こまめな定期検診。
- 小児歯科などでフッ素を定期的に塗布するのは、虫歯予防には効果的です。
保険は利きませんが、保健所などで無料で行っている地域もあります。
虫歯予防のためにも定期的に検診を受け、歯医者さんの適切なアドバイスを受けると心強いですね。