靴選びのポイントを教えてください
1歳3ヶ月になる娘はようやく歩けるようになりました。
歩き始めた時期は少し遅いようですが、今は歩くことが楽しくて仕方ない様子です。
そこで靴選びのポイントを教えてください。
回答します
歩き始めた子ども達は、歩く事が楽しくてしょうがありません。尻もちをついても起きあがり前へ前へと歩んで行きます。そんな姿を見守るお父さんお母さんも子どもの成長を感じる事でしょう。それだけ「歩く」という事は大切な行動です。その行動を補助するもののひとつが「靴」です。
そこで、子どもの柔らかくデリケートな足を守る靴選びはとても大切です。靴は、歩き方、健康状態、体の成長にまで影響をあたえることがあるので良く考えて選んでいきましょう。
では、どんな靴を選んだら良いのでしょうか?
- 足によくフィットし、かかとを保護するような靴
- つま先のゆとりが5~10・を目安とし、子どもの足のサイズにあった靴を選びましょう。是非、お店に行って実際にはかせてみながら決めましょう。専門店にはサイズがわからなくても子ども用のスケールが置いてあるので、実際に測って適切なサイズを見極めましょう。
子どもの成長は早いからと考えてワンサイズ上の靴を買うお母さんもいますが、ゆるゆるの靴では歩きづらく、「歩く」という大切な学習に支障が出てきますし、ましてや走れません。また、足の指先を無意識に丸めながら歩いてしまうので、巻きづめや外反母趾の原因になる事が知られています。子どもの靴は1・刻みのものが多いですが、最近は5・刻みのものも出ています。子どもの足のためには、その時々できちんと合った靴を選ぶ事が大切です。 - 履かせやすく、履きやすい靴
- じっとしていてくれない子どもに履かせやすく、子ども自身も一人で着脱しやすいことが大切です。かかとを引っ張り挙げるループがついていたり、マジックテープで甲の高さの調節が出来る靴は履かせやすいですし履きやすいですね。また5~6歳になり一人で片結びやリボン結びが出来るようになってくると、紐の靴も一人で履けるように練習する事もお勧めします。
- 靴のチェックポイント
- サイズが合っている?
- 履かせやすい?
- 足首をしっかりホールドしている?
- 紐やマジックテープなどで調節可能?
- つま先に適度な反り返りがある?
- 靴底は柔らかく、歩行にあわせて柔軟に曲がる?
- かかとにある程度の硬さがあり、クッションがしっかりしている?
- 最近はデザインも多様化し大人顔負けのものがたくさん出ていますが、まずは子どもの足に優しい靴を選ぶことが大切です。