リトミックについて
「リトミック」とは、どの様なものなのでしょうか?
(2才1ヶ月)
回答します
リトミックとは、「耳で感じた刺激を脳に伝え、それを調整して運動に移す」といった心身の協応を目的とする感覚です。運動の流れは、右脳から左脳でもあり、何故そこに音楽が良いかというと、速さ・強弱・明暗・リズムなど、あらゆるニュアンスを感じる事ができるからです。
集中力・即時性・注意力・観察力・判断力・反応力・調節力・想像力・創造力などをバランス良く育てるために、幼児教育にリトミックを取り入れていくことが望ましいとされています。幼児のリトミック教室として、教室を設けているところもあれば、幼児教室の授業のプログラムに入っている教室もあります。
私どもの教室
で、2才~4才クラスで授業の中に取り入れているリトミックを少しご紹介致します。
- 【リズム】
- 四分音符 『タン』〈歩く・ジャンプ〉
- 二分音符 『ターアー』〈のっしのっし歩き〉
- 八分音符 『タタ』〈走る〉
- 付点八分音符 『タッカ』〈ギャロップ・スキップ〉
- 四分休符 『うん』〈止まる〉
- 【身体表現】
- 1.高い音・低い音
- 2.長調・短調(楽しい音・悲しい音など)
- 3.音階(ボール転がし・ドレミの道など)
- 4.くっついてる音・離れてる音(グ・パーなど)
- 5.強弱(タンバリン・太鼓など)
- 6.3拍子(ワルツのリズム)など
- 7.大きい音・小さい音
- 8.スタート・ストップ
幼児は、音楽を聞くと、自然に鼻歌を歌い、身体を動かします。表現の仕方は個人差があったとしても、音を嫌う子どもはいません。
楽しく音を有効に使い、その音を聞き、身体で表現することを目的としています。
是非、ご家庭でも、目的を持って音を身体で表現する場を作ってあげて見てください。