子どもの接し方|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

子どもの接し方

子どもの接し方

子どもが嫌いです。どの様に扱ったら良いのか解りません。
また、自分の子どもは、大人しく他の子に比べて 表情が無いのが気になります。
(0才8ヶ月)

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表情が無い子・・・時々この様なお子さんと出会います。お母様と話をすると、最終的にでてくる言葉が、『私、子どもが好きじゃ無いんです。』『ベタベタされるのが嫌いなんです。』という言葉でした。その子は、教室の絨毯の上に座ったきり、ボールが転がってきても手を出そうとはせず、他の子が周りでハイハイしていても何処を見ているのか・・・ただ大人しく座っているだけで、笑いかけても笑い方が解らないのか、表情が余り変わりません。お母様に聞くと、あまり泣かず、家でもおもちゃ等ではあまり遊ばず、座っていることが多いとのことでした。

原因としては、やはり両親が相手をしてくれない。泣いても適切な対応をしてくれない・・・等のことが考えられます。また、お母さんの中には、『嫌い』が理由ではなく、子どもの独立心を育てるには、『スキンシップを過剰に与えては行けない。』と思っている人もいるようです。その為に、泣いたり笑ったりしなくなってしまいます。

一見、泣かずに良い子ですが、幼稚園の先生が抱っこしようとすると、身体を硬直させたりする子どもも多く、その原因としては、小さい頃に身体で甘えを表現したり、スキンシップが少なかったという子が多いのです。

子どもは、音や動く物に興味を持ちます。乳児の時は、お母さんやお父さんの語りかける言葉や笑い声だったり、生活の中の音だったり・・・動く物では、最初に目にするのが、お母さんの口元です。ですから、抱っこをしていると、よくお子さんの手が唇に伸びてくる筈です。

親子間の情緒的な結びつきが成立してくると、情緒が豊かになり、表情が現れてきます。子どもにとっては、ご両親も重要な環境の中の一つですから、スキンシップをたくさん取ってあげましょう。

子どもが『嫌い』なら、『好き』になるには努力が必要です。このまま成長をすれば、後に「貴方の子ども」の人格形成の歪みになると言うことを、「はっきり」と理解することです。

まずは、お友達のお母さんの子どもとの接し方を参考にして、子どもとどの様に遊んでいるかを見ること。我が子の可愛いと思う部分をたくさん見つけること。環境が許すのであれば、幼児教室などを利用して、我が子が何に興味を持つようになるのかを見つけることです。

実は、口には出さなくても、様々なお母様の言葉を聞くと、『うるさいのが嫌いだった』『まとわりつくのが嫌いだった』など、案外こんな風に思っているお母さんが多いものです。自分だけでは無いと言うことを理解し、子育てを楽しみに出来るようにして欲しい物です。

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