教育についての考え方(教育理念)
建学の精神:
キリスト教的価値観に基づいた「全人教育」
教育目標:
「喜びと感謝にみたされた心と身体の育成」
「希望に溢れる未来を創造する力の育成」
「お互いを大切にし 愛に生きる人間の育成」
古都鎌倉の恵まれた自然環境の中に、清泉小学校はあります。
まず、学校の門を入り目に飛び込んできたのは、登校してくる子どもたちを見守るかのように立っている緑に包まれた白亜のマリア像の優しいまなざしです。
マリア像は各教室にもきれいな花と共におかれていて、宗教教育が根付いている様子がうかがわれました。
校長先生のお話
清泉小学校は、宗教教育を根幹とした全人教育に基づいた教育カリキュラムをおこなっているとおっしゃっていました。
建学の精神は・・・
「神のみ前に 清く 正しく 愛深く」
- 人を大切にする
- 祈る心を大切にする
- 主体的に生きる
- 世界との連帯感を持つ
と、しっかりとした信念でお話しをされていました。
校長先生のお話で私が心に残ったのは『自分が愛されているように他人を愛しなさい』『友達を大切にしなさい』と、何度もおっしゃっていたことです。
確かに、昨今なかなか友達が作りづらいと聞きます。12年間(男子は小学校のみ)プラス大学まで完備されていると、校長先生がおっしゃるように「友達を大切にする」ことで真の友達が出来るのも分かるような気がします。
学習内容と学校行事について
「学習は・・・楽しく」をモットーに
- 根気よく
- 丁寧に
- 最後まで
を、しっかりと踏まえて基本学習に力を入れていくということです。
宗教に基づいた行事や三浦自然教室などのVTRを拝見しながら、細かい説明を伺いました。
それを見て感じたことは、教育の特長の1つである「自然が先生」という考えが子どもたちの様子から伺えます。
学校の校庭にもヤギの「もみじ」やその子どもの「ゆり」やヒツジが子どもたちによって飼育されていました。
私が感じたことは・・・
「父兄の協力は必須で参加する事も多いなあ」ということです。
父兄の参加が出来ないようなら入学後大変かも知れません。
同じ敷地内に礼拝堂もありました。
とても厳かで、荘厳な雰囲気でした。
学内見学をして
- 字がどの子もきれい
- 生き物の記述や発表が多い
- 男女比1:3
- どの教室にも花が飾ってある
(給食の時にグループ毎に花を飾るようです) - 校庭は土ではない(特殊なゴムのような感じ)
校舎の雰囲気ははっきり言うと「公立とそんなにかわらないかなぁ」と思いましたが、やはり宗教色が濃く、情緒面でのケアーがしっかりしている学校なのではないかと感じました。
また、委員会活動も活発におこなわれており、自覚を持って活動できる子どもたちが多いように感じました。
その他
説明会の受付でいろいろな書籍を販売していました。
興味のある方は購入して読んで見ると清泉小学校のことや総合教育のことなどが良く分かるのではないかと思います。
実際に小学校受験でおこなわれる面接の内容についてはこちらからご覧ください。(内容はさまざまな学校の面接で聞かれた内容の一部です)