筑波大学附属小学校(受験資料)/幼児教室の学校レポート|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

筑波大学附属小学校(受験資料)/幼児教室の学校レポート

筑波大学附属小学校

http://www.elementary-s.tsukuba.ac.jp/

東京都文京区大塚3-29-1

教育についての考え方(教育理念)

本校は、大学に付属して小学校教育の理論と実際について研究すること使命としています。
そして、その成果は各地の公立学校の教育活動への考え方や、それに伴う内容や方法等に大きな影響を与えているものと自負しています。

教育目標:
人間として自覚を深めていく子ども
文化を継承し創造し開発する子ども
国民として自覚を持つ子ども
健康で活動力のある子ども

茗荷谷の駅を降りて、少し歩いて行くと直ぐに筑波大学のある教育の森公園があります。一歩足を踏み入れると、とても綺麗に整備された池と木々の緑が目に飛び込んできます。この一角は匂いや空気の味も違って感じる、すがすがしい気分になれる環境の良い場所です。

先日、筑波大学付属小学校2年生の1クラスがおこなった一年生歓迎会での「劇のリハーサル」をご父兄に誘われ、一緒に見学して参りました。
平日の10時30分からでしたが、ご両親で来られている方々が半数くらいおりました。

筑波大学付属小学校では、催し物の本番をご父兄が見ることがなかなかできないそうで、見られるとしてもリハーサルなのだそうです。また一般にも公開していませんので、通われているご父兄とであれば、その親族として学校の様子やこども達の様子を垣間見ることができます。

リハーサル風景・・・・・「お母さんを探して」

昨年「教育の森公園の沼地」からとってきて、みんなで飼い始めた「やご」を題材にした劇でした。

池の中にいる「やご」がお母さんを探すため、池の中にいるカニ・メダカ・ゲンゴロウ・フナ・ドジョウに『僕たちのお母さんを教えて!』と聞いていきます。そしてやがてヤゴは、お母さんは「とんぼ」だということを知り、自分たちもお母さんと同じトンボとして幼虫から成虫に脱皮して大空に飛び立っていくというお話でした。
登場人物・・やご・かに・ふな・どじょう・とんぼ・げんごろう・めだか

始めの挨拶・・・女子代表
終わりの挨拶・・・男子代表

先生一人、こども達40余名でストーリーを考え、練習できた日数は13日間しか無かったそうですが、とても子どもらしく、元気な劇でした。
そして、どの子どももとても声が大きく生き生きとしておりました。

撮影隊・・・ご父兄(役員)
子どもの衣装・・・お母さん方の手作り
舞台で使用する大道具・・・お母さん方の手作り

このクラスの先生は、キビキビとした男の先生でした。
こども達の登場の仕方が悪いと、ご父兄の前でもこども達を一喝し、やり直しをさせていました。この時、『自分の番が終了すると、話を始めたり騒いだりと、回りに対しての思いやりや気配りがなかなか出来ない!この部分が出来るようになればもう少し成長すると思われるのですが!』とご父兄の方々に対して、先生からこのようなお話がありました。
リハーサルの時間30分、その後舞台の上でご父兄の方々と記念写真をとり、わずか40分位で終了でした。

♪通われているご父兄からのちょっと内輪のお話・・・♪

  • 筑波大学付属小学校で、ご父兄の係などの役員決めは、男の子は出席番号の後ろから・女の子は 出席番号の前からと決まっている。
  • 先生のおっしゃることは親子共に必ず守らなければいけない。
  • 担任の先生がもしも国語の先生だとしたら、1年間を通して時間割の中で国語をする回数が増え、力が入る。担任の専門によって授業に偏りがあるのは当然のこと!研究の一環としての国立の小学校なので当たり前!『勉強はしっかりご家庭で見てください!』と学校側から言われる。
  • 入学前に足し算・引き算・平仮名・片仮名などの読み書きは、ある程度出来るようになっておいた方がスムーズである。入学後に、多少読み書きに遅れが見られるような状態の場合、『なぜ?入学前にしてなかったのか?』と聞かれることもあるそうです。
  • どんなことでも順位がつくので、心も体も強いお子さんで無ければ難しい。
  • 『同級生のお子様方は、皆さん運動神経が良く、わが子は運動面において秀でている方だと思っていたけれど、どんなに頑張っても中くらいなんです。』とそのご父兄は言っておりました。
  • 今回の劇も、こども達の役決めはオーディションで決めているそうです。
  • 小学校の校舎の階段の手すりには、等間隔で3匹の亀が階段を登っているかの様に、取り付けられています。「受験の時、この亀を1つ残らず触って階段を上ると合格する!」というジンクスがあるそうです。。。。。因みにこのご父兄は、『一度も触らなかったんです!』とおっしゃっていました。(^_-)

【抽選→テスト合格→抽選】・・・の難関を通り抜けての合格!

実力と強運がもたらす「合格」です。

入学している子どもたちを見ていると、かなり「運動」「プリント」「絵画造形」を訓練されてきている強者どもの集まりのように感じます。
まいとプロジェクトで合格をして通っている子どもも、正にオールマイティに出来る子どもです。

実際に小学校受験でおこなわれる面接の内容についてはこちらからご覧ください。(内容はさまざまな学校の面接で聞かれた内容の一部です)

面接について

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