幼児(6才児)の発達 【6歳の目標と目安】 発達の目安一覧|発達をサポートする幼児教育・幼児教材なら:まいとプロジェクトの≪お母さん講座≫

幼児(6才児)の発達 【6歳の目標と目安】 発達の目安一覧

6歳の目標と目安

あくまでも年齢別の発達を考えての1つの目安としてご覧下さい。 発達には個人差が必ずあります。その事をふまえ、出来なければいけないとは考えず、興味や刺激を与えていく為のヒントにしましょう。

生活力
  • 規則正しい生活リズム(早ね・早起き)をつける。
  • 手をきちんと洗うハンカチで拭く、しまう。
  • 汗がでたら、自分で拭く事ができる。
  • 食事をこぼしたら、自分から拭ける。
  • お箸を使いこなして食事ができる。
  • 決められた時間内、席を立たずに食事ができる。(目標30分)
  • 濡れた雑巾やタオルを絞って使う事ができる。
  • 1時間くらい、自分で歩こうとする。
  • 靴を脱いだら自然に並べ下駄箱にしまえる。
  • 決まった時間に排便ができる。
  • 毎日お手伝いを喜んでする。
  • ほうきを使って履く事ができる。
  • 幼稚園の支度を自分でする。
  • 行事が理解できる。
  • 1週間の曜日が理解できる。
  • カレンダーが読める。
  • 時計の時間が読める。(○時、○時30分)
社会性
  • 友達に興味を持ち、仲良しの友達を自分から作り楽しく遊べる。
  • 遊びの中で、ルールを作って遊ぶ事ができる。
  • 公共の場でのマナーを意識する。(道徳の理解)
運動
  • ボール…2メートル以上の離れた相手に下から前方に投げる。片方の手で、片から投げられる。両手で受けと取る。転がってくるボールを蹴る。ドリブル20回以上を一定の場所でできる。ジグザグドリブルで目標物を回る事ができる。的当てができるなど。
  • お手玉などを投げる。(玉いれ)
  • 両足跳び(ケンパー跳び)、ジグザグ走りができる。
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  • 垂直跳び(20cm程度)、幅跳び(1メートル前方)ができる。
  • 体支持が60秒位できる。
  • 70cm程度の高さから飛び降りる事ができる。
  • ブランコが一人でこげる。
  • ジャングルジムのてっぺんまで登れる。
  • 二輪車に乗れる。
  • マットなどの上で前転、横転ができる。
  • 鉄棒での前回り・足抜き・逆上がりができる。
  • 音楽に合わせて、行進・走る・止まる・スキップ・ギャロップ・クマ歩き・ワニ歩き・クモ歩きができる。
  • 模倣体操ができる。
  • 輪投げができる。
ことば
  • 名前・年齢・誕生日・住所・電話番号・幼稚園・両親・季節のことなど「はい、〜です、ます」と質問に答える。
  • ひらがなの読み書きができる。
  • 同頭語、同尾語集め、ルールのあるしりとりができる。
  • 自分の名前が正しく書ける。
  • 自分の意思を、文章になった言葉で表現できる。
  • 相手の目を見て話す事、聞く事ができる。
  • 絵本や紙芝居に興味を持ち、集中して見る。
  • 4枚の絵を見て、お話を創作できる。
  • 絵を見て、擬声語や擬態語で表現できる。(水の出方など…ジャー、ポタンポタンなど)
  • 反対語が理解できる。(明るい⇔暗い、上⇔下、あげる⇔もらう、閉じる⇔開くなど)
記憶力
  • 絵本に興味を持ち、集中して自分で見る。
  • 登場人物の名称や、物語の中に出てきた物の順番などを記憶する。
  • 図形、位置、色の3要素、絵、話の記憶ができる。
  • 「リンゴ、バナナ、みかん、いちご、メロン」「2、4、1、3、5」といった言葉や数字を瞬時に記憶する。
  • 5個のお椀などを用意し、裏返したお椀5個中3個〜5個の中に玩具をいれ、何処に何が入っていたか、又は5個の場所の移動の記憶力。
  • 更に、お椀が動いても目で追い、追視ができる集中力を鍛える。
知的な刺激
「数量」
  • 正確に数を数える。
  • 「ひとつ。ふたつ・・・とお」まで数えられる。
  • 数字の正しい読み書きができる。
  • 20までの数の簡単な足し引きを操作する事ができる。
  • おはじきを10個取る、数の2等分・3等分などの操作ができる。
  • 1〜2個差くらいの多少の判断ができる。
  • 升目の位置が理解できる。
「巧緻性」
  • ハサミ(直線・曲線・斜めの線を切る)、ホチキス、穴あけパンチ、スティック糊など様々な道具を正しく使う。
  • 紐をこま結び・リボン結び、プレゼント結び、それを解くことができる。
  • 束ねた物を輪ゴムでとめる事ができる。
  • 折り紙5種類位を折れる。
「絵画」
  • ○、□、△、◇、☆、?が描ける。
  • 人間の横顔、後ろ姿が描ける。
  • お話を聞いて、その場面を絵で表現する。
  • 自転車や魚などの観察画が描ける。
  • 立つ動物が表現できる。
  • 季節を理解して絵画表現できる。
「常識」
  • 身近な物に助数詞(1台2台、1本2本、1匹2匹)をつけて数えられる。
  • 野菜、果物、乗り物、動物、昆虫、道具などの身近な品物の名称や用途が解る。
  • 風の向き、光と影の位置と光源の理解、水に浮かぶ物、磁石の性質・嵩の理解。
「推理力」
  • 点図形が描ける。
  • 系列が理解できる。
  • 図形構成の推理をする。
  • 三角形の構成ができる。(目標16枚)
  • 積み木の、隠れた積み木の存在を理解しプリントを見て作る事ができる。
  • 四方からの位置、鏡図形、回転図形が理解できる。
  • 同図形の発見、異図形の発見ができる。
  • 水の嵩が理解できる。
「比較力」
  • 比較(大きい・小さい・長い・短い・太い・細い・高い・低い・重い・軽いなど)が理解できる。
  • *5歳、6歳は「論理的な思考」や「認知力」が特に発達する時期です。プリントを先行して行うよりは、5歳では体験学習を通して学び、それをプリントという2次元の中で認知できる事で、具体的操作による思考段階から論理的な思考へと橋渡しをしていきます。そして、プリントの中で考え、自分で答を導き出し、その答が合っていたという過程を楽しみ、喜べるようになります。経験を通して学び、興味・やる気を持ち、知的好奇心や向上心を発し、常に自発的に考え、考える事を楽しめるお子さんに育てていきたいものです。そして、小学校への第一歩は自信をもって踏み出して欲しいと願っています。体験学習やプリント上で「論知的な思考」「認知力」の達成感を知ったお子さんは、小学校の学習が楽しく、きっと学ぶことに貪欲になるはずです。

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