折り紙やクラフト（制作）は、子どもの巧緻性を発達させ、平面的な紙を立体物に組み立てるという構成力（IQ）を伸ばし、親子コミュニケーションや創造力を高める、優れた家庭の幼児教育教材です。
2歳児・3歳児・4歳児・5歳児の年齢ごとの発達に応じた「巧緻性」について、家庭の幼児教育を楽しく簡単にできる幼児教材《 お母さん講座 》でのプチ・マザーリングのアドバイスです。
幼児教育のテーマ６：巧緻性・絵画制作 〜幼児「脳」を楽しく鍛えて賢い子へ〜
「巧緻性（こうちせい）」についての説明はこちら。
『楽しく伸ばそう』では、ご家庭で幼児教育のテーマ「巧緻性」を楽しく伸ばす方法をご紹介しています。
手順1
花 ：15cm角の折り紙3枚
がく：9cm角
花心：4cm角
葉 ：7.5cm角
花(大)は15cm角を4等分、花(中)は15cm角を5等分、花(小)は7.5cm角を3等分して作ります。
手順2
大・中・小とも折り方は同じです。
まず、点線通りに折り下げます。
手順3
しるし通りに折り下げます。
手順4
しるし通りに折ります。
手順5
裏返すとこのようになります。
手順6
つくった花をつないでいきます。
裏側の切れ目に差し込んで戻します。
軽くのり付けしてください。
（左の図は外側です）
手順7
大：6枚
中：5枚
小：3枚
をそれぞれ輪になるようにはめ込みます。
（左の図は内側です）
手順8
次に花心をつくります。
しるし通りに折ります。
手順9
さらにしるし通りに3等分に折ります。
手順10
上部を少し膨らませるようにします。
手順11
次にがくをつくります。
花心「手順8」から点線通りに折り筋を使って内側に折り込みます。
手順12
下部を点線通りに折り合わせます。
手順13
点線通りに折り筋をつけます。
手順14
折り筋を利用して開きます。
手順15
次に葉っぱをつくります。
「葉っぱ」を参考にしてください。
完成！
花の大・中・小を中心にのり付けして花芯を差し込み、がくの中央を開きながら差し込みます。
最後に葉っぱをつければ……バラのできあがり！
※本コーナーで紹介している折り紙は、伝承折りまたは以下の出典／作者を参考にしています。
ママと一緒に おりがみ遊び（ブティック社）、おりがみの本（北村恵司／グラフ社）、お節句の折り紙（監修 小林一夫／日本ヴォーグ社）、親子でつくろう 遊べるおりがみ（成美堂出版）、小箱につめる１２ヶ月 秋冬（布施知子／筑摩書房）、ママと遊ぼう 楽しいおりがみ（ブティック社）、暮らしの折り紙110（ブティック社）、幸せを呼ぶ折り紙（監修 小林一夫／日本ヴォーグ社）、折り紙の花（ブティック社）、裏表をいかす 両面おりがみ（長谷川市郎／ブティック社）、伝えたい！ 季節の折り紙 （2008年1.2月/3月 NHKまる得マガジン）、暮らし、はなやかに。素敵な実用折り紙（長谷川太市郎／日本文芸社）、折り紙フラワー 四季の花（川井淑子／日本ヴォーグ社）、和の折り紙全書（ブティック社）、暮らしに生かす かんたん折り紙100（監修 小林一夫／日本ヴォーグ社）、幸せを呼ぶ 開運折り紙（監修 小林一夫／日本ヴォーグ社）、三戸岡啓子、納所克志、朝日勇、堤政継、川井淑子、丹羽兌子、北村恵司、小林一夫、布施知子、長谷川市郎、冨田登志江（敬称略）
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実は、「折り紙」はこの巧緻性を鍛える、身近な良い幼児教材です！
どうすればご家庭で楽しく＆簡単に知育できるのでしょう？
小学校入学前までに身に付けたい「77のチェックリスト」なども収録。。
