2歳の目標と目安
あくまでも年齢別の発達を考えての1つの目安としてご覧下さい。 発達には個人差が必ずあります。その事をふまえ、出来なければいけないとは考えず、興味や刺激を与えていく為のヒントにしましょう。
- 規則正しい生活リズム(早ね・早起き)をつける。
- スプーン・フォークを自分で使おうとする。
- 靴下、靴を自分で脱ぐ。
- ゴミを自分でゴミ箱に捨てる。
- おやつの際に、我慢ができる。
- 意思表示ができる。
- マジックテープに着ける事ができる。
- 手を一人で拭こうとする。
- 食事の時間は、座って出来るようにする。
- 自分で遊んだ物をお母さんと一緒に片付けようとする。
- バギーなどをあまり使わずに、自分で歩こうとする。
- 顔を洗う、歯磨きを嫌がらない。
- 手を自分で洗える。(袖まくりを覚える。)
- パジャマなどの着脱を進んでしようとする。
- 友達に興味を持ち、隣に来ても抵抗なく一緒に過ごせる。
- 遊びの中で必要な言葉やしぐさができる。(どうぞ・ちょうだい・ありがとう)
- ボール…1メートル位を座って転がす。30cm位の離れた相手に下から投げようとする。両手で受けと取ることを覚える。
- 両足跳び(グー跳び)ができる。
- マットなどの上で横転(いもむしごろごろ)ができる。
- 音楽に合わせて、早く歩く・ゆっくり歩く・走る・止まることができる。
- 平均台などの高さのある台をお母さんの手を持って登る・渡る・降りる事ができる。
- 鉄棒に10秒間位ぶら下がる事ができる。
- 簡単な手遊びをお母さんと一緒にできる。
- 外で、泥んこ遊びを嫌がらずにできる。
- 名前・年齢・簡単な質問に答える。
- 名前を呼ばれて返事ができる。
- 相手の目を見て話す事、聞く事ができる。
- 日常の挨拶(おはよう、こんにちは、ありがとう、おやすみなさい‥)
- * 目安です。言語の発達は、この時期とても月例や男女差、生活環境で獲得の時期が異なります。言語表現が遅いからといって、慌てる事はありません。言葉の爆発期は個人差があることを理解しておきましょう。
- 絵本や紙芝居に興味を持ち、集中して見る。
- 「りんご」と発音した言葉を記憶して同じように真似できる。
- 両手を広げ、片方に飴などを載せ、両方の手を閉じて、どちらに入っていたかを当てる。
- 2つのお椀を用意、裏返して、片方にお菓子を入れる様子を見せ、どちらに隠したかを当てる。
- 更に、そのお椀が動いても、入ったお椀を追視し、当てる事の集中力を鍛えていきましょう。
「数量」
- 1~3まで1つずつ数える事ができる。
- 2個が理解でき、5個くらいの中から取る事ができる。
- 3個差くらいの多少の判断ができる。
- 4個くらいの数を2人に分けることができる。
- ハサミを正しく持ち、2cm位を切る事ができる。
- 糊を指で取り、紙にのばして塗り貼る事を嫌がらない。
- 折り紙を手で千切る。(まだ、左右の手を前後には出来ない時期です)
- 折り紙を丸める。
- クレヨンを正しく持ち、縦と横の線(5cm位)を描ける。
- 渦巻きの○が描ける。
- 頭足人が描ける様になってきます。
- 好きな色のクレヨン1色を使う事が多いので、他の色にも興味を持たせていきましょう。
- 形(○)の名称が解る。
- 色(赤・青・黄色・緑・黒・白など)の名称が解る。
- 動物の名称が解る。
- 野菜、果物、乗り物、身近な品物の名称に興味を持つ。
- 自分の身体の部分の名称が解る。(頭・肩・胸・背中・お尻・顔の部分・手・足・おへそ・お腹など)
- 積み木に興味を持ち、5個くらいを高く積み上げる事ができる。
- パズルに興味を持ち、2ピースくらいで出来ている絵を構成できる。
- 比較(大きい・小さい・長い・短い)が理解できる。
- 位置(自分の上下・前後・横)が解る。
- 4月2日生まれと4月1日生まれでは、1年の違いがあり、体の大きさや運動能力、言語脳力、巧緻性などの獲得時期が違ってきます。お子さんの発達度をふまえ、あくまでも目安として下さい。
この2歳児のこころの成長・生活力・社会性・運動・ことば・記憶力・知的な刺激……など、お子様の年齢・月齢の発達に応じた幼児教育教材で、ご自宅でもお母さんが楽しく&簡単に伸ばすことができます。