第7回 幼児教育と環境 〜才能開花は先天的か後天的か???(後編)|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

第7回 幼児教育と環境 〜才能開花は先天的か後天的か???(後編)

はじめに (続)幼児「脳」があぶない

(前編では、幼児「脳」があぶない第二の要因として、「微細脳障害(MBD)」/「早幼児期脳障害」についてお話ししました。 さて、今回のこのコーナーでは、第三の要因となる、最近特に問題視されている「睡眠障害」について、少し詳しくお話しします。)

前回「幼児教育と環境 〜才能開花は先天的か後天的か???」(前編)を見る

これは、『子どもの睡眠が危ない』(クローズアップ現代/NHK番組)で、一躍注目を浴びるようになりました。
番組の紹介では=“ショッピングセンターやレジャー施設など深夜に活動できる場所が増え、ますます親の生活が深夜化する中で、急速に進む「子どもの夜型化」。単に寝不足を引き起こすばかりでなく、最近増えてきたとされる「きれる子ども」「不登校児」と睡眠時間の短縮、夜更かしで起きる生活サイクルの乱れが関係していることが、最新の研究であきらかになってきた”=と、あります。
コンビニや外食産業の発展により夜遅くまで外食が可能となり、22時以降のファミリーレストランでも幼児を連れた家族をよく見かけるようになりました。
私達大人にとってはさほど問題ない夜遅い食事ですが(ダイエットを気にする人にとっては大きな問題!→ 22時以降の摂取カロリーはダイレクトに蓄積されます!)、もし、子どもも一緒になって夜遅い食事となると? しかも、たまにではなくしょっちゅうともなると、、、、、これは大きな問題です。

子どもが太るから? 夜型の子どもになるから? 寝付きが悪くなるから??? 
いえいえ、もっと重大な事です。
大人の生活リズムに合わせた社会環境は、子どもの睡眠に大きく影響を与え、その結果「睡眠障害」を引き起こし、ひいては、すぐキレる子、自閉症の子、知能の低下等、脳の発達障害にもつながりかねないからです。

就寝時間が遅くなっても起きる時間が遅ければ良いでしょう、と思われる方もいるかもしれません。しかし、残念ながら子どもにとっての睡眠は時間量だけではなく、睡眠そのものの「質」がとても重要になってきます。その質とは、夜早く(遅くとも21時位)に真っ暗な中で寝て、朝は太陽の光で自然と目が覚めると言った規則正しい生活リズムによる睡眠です。
人は、本来25時間周期の生体リズムを持っています。しかし、地球の自転リズムに合わせるために、太陽の光で24時間周期に強制的に同期させられてしまいます。つまり、太陽の光でリセットされて24時間となるわけです。
この24時間周期の人の生体リズムを「サーカディアン・リズム」と呼びます。私たち人類は、このリズムの中で生活をしていくようにメカニズムされています。

人が夜になると眠くなり、朝になると自然と目が覚めるという1日周期の生体リズムをコントロールする重要な物質が、「メラトニン」という脳内ホルモンです。このメラトニンは、夜に働くホルモンで、分泌されると体温を下げ、眠気をおこさせ、ぐっすりと眠るのに一役買っています。そして明け方に向かってメラトニンの分泌が減少していき、朝の光を浴びて爽快に目が覚めるわけです。ただ、たとえ夜であっても、光にあたるとメラトニンの分泌は抑えられてしまいます。ですから、不規則な生活環境は、これが原因となって、寝付きが悪くなったり眠りが浅くなるといった睡眠障害になってしまうわけです。

人は当たり前に、太陽の光で目が覚めるようにできています。日中は太陽の光をサンサンとたくさん浴びてしっかりと覚醒(起きること)する、夜は電気を消して真っ暗い中で充分に睡眠(寝ること)をとる、こうした外部環境からの自然な刺激により、「睡眠覚醒リズム」は作られていきます。
(ですから、大人の生活リズムに合わせた社会環境を、子どもに与えるのは問題になるわけです。)
ここで重要なことは、生後4ヶ月位までにはサーカディアン・リズムが作られて24時間周期で生活していくようになり、4〜5歳位にかけて「睡眠覚醒リズム」が完成されていくと言うことです。だからこの時期、子どもにとっては、早寝・早起きのリズムがとても大切なことになるわけです。
しかも、この時期に合わせて幼児「脳」は爆発的に成長していきます。

では、この「睡眠覚醒リズム」が作られないと何故いけないのでしょう?

それは、睡眠の「質」が悪くなってしまうからです。その結果、幼児「脳」が正常に発育しない、と言う危機に見舞われてしまいます。
質の高い睡眠とは、夜21時には就寝し〜朝6時位には起床すると言う、ちゃんとした睡眠覚醒リズムのもと、正しい「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」が形成されることで、脳が正常に発育していくことを意味します。

人は、そもそも生まれたての頃は、レム睡眠やノンレム睡眠と言うパターンは出来上がっていません。
胎児の前半は、まずレム睡眠の原型が現れて常にレム期となります。その後にノンレム睡眠の原型が現れますが、胎児の場合はレム中心の睡眠となります。そして、出生後に外界の刺激=太陽の光や母親など周囲の人の刺激によって、覚醒状態が出現するようになりノンレム睡眠が多くなります。
生まれたての新生児ではレム睡眠は50%でノンレム睡眠と半々ですが、3ヶ月後には40%、6ヶ月後には30%とレム睡眠は急激に減少して、その後6歳位までゆ〜くりと20%の成人並の量まで減少を続けます。この頃にはレム/ノンレム睡眠が90分単位の周期でくり返される、「睡眠サイクル」と言う睡眠の基本パターンが出来上がっていきます。

ここで大切なことは、レム睡眠の減少→ノンレム睡眠の増加には、脳の発育と密接な関係があると言うことです。
レム睡眠の比率は脳が未熟なほど多いことから、ノンレム睡眠の増加が脳の発育には重要であると言われています。
生後4ヶ月頃になるとサーカディアン・リズムが出来て、体内時計が昼夜のリズムに合わせるように夜に連続した睡眠が続くようになります。
それまで、ダラダラと睡眠していたのが、昼間の睡眠が減少し、夜間に長い睡眠が集中されてきます。つまり、昼寝がおまけの睡眠になるわけです。
このサーカディアン・リズムに合わせるように、生後4ヶ月頃には成長ホルモンの分泌が睡眠中に集中して分泌されるようになります。とくに睡眠覚醒リズムが完成する4〜5歳位までにかけて睡眠中に多量の成長ホルモンが分泌されます。
これは、起きている時にはあまり分泌されませんが、睡眠中=特に、ノンレム睡眠時の深い眠りの時に分泌が促進されるのです。
この「成長ホルモン」は、なにも背を伸ばすだけに必要なモノではありません。幼児期においては、身体の各種組織の発育にはなくてはならないホルモンで、脳の発育にもとても重要な働きをします。そして、4〜5歳頃になると成人並にまで減少してしまい、以後、成長期が過ぎても成長ホルモンの量はあまり変わりません。

このように幼児期における規則正しい生活は、質の高い睡眠をもたらし、正しい「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」が形成されることで、脳が正常に発育していくことにつながるわけです。
ところが、この睡眠覚醒リズムがうまく形成されないと、ドーパミン神経系やセロトニン神経系といった重要な脳内ホルモンの伝達系の発達に支障をきたします。

ドーパミン(既出)は、子どものやる気を促進させるのに一役買い、人間らしさ脳=前頭連合野を豊かに発達させる重要なものです。
セロトニンは、とくに情動をコントロールするのにとても重要な役割を果たします。親子関係や社会性といった人が生きていく上で大切な、環境適応能力に関係しています。
情緒不安定、攻撃的、自己主張が強い、キレやすい、といった問題行動を起こしやすい子は、このセロトニン神経系の未発達にあると言われています。
さらに、「△」「□」「\」「+」などの図形の模写(=認知能力)なども正しく出来ないなどが報告されています。
人間にとって重要な脳内ホルモンの生成や伝達経路に支障が出てくるわけですから、幼児期に正しい睡眠覚醒リズムを作ることが如何に重要かがわかります。

人は、猿並の脳の大きさで生まれてきますが(第2回参照)、その後に飛躍的に脳を発達させなくてはならない! と言う宿命があります。
そのために人類は、3歳で成人の約60%、6歳で成人の約90%まで爆発的に脳が大きくなりますが、細部に渡ってはまだまだ未熟です。
発育段階に応じて、脳のメカニズムを完成させなくていかなければなりません。そのために、適切な幼児教育&幼児環境が必要なのは以前にも述べましたが、その土台となる「脳そのもの」が、その子どもの睡眠環境により大きく影響を受けることを理解していただきたいと思います。
「寝る子は育つ」と言う格言があるように、「睡眠」と「質」の関係はとても重要です。

さて、今回は最近話題の「幼児“脳”があぶない」にからんで、3つの脅威として「環境ホルモン」、「微細脳障害(MBD)」/「早幼児期脳障害」、「睡眠障害」を取り上げました。
これらは、社会要因の変化や劣悪化が、子どもの脳の発達に支障をきたし、知能、情動、社会性といった様々な面で影響を与えています。

幼児期は長い人生のほんのひととき(1割未満=人生80年として6歳まで)に過ぎませんが、その結果がその子の人生に大きく影響を与えるわけですから、大切に&真剣に、そして何よりも愛情を持って育ててください。

(今回の一連のテーマ、幼児「脳」があぶない! 3つの要因である「環境ホルモン」、「微細脳障害(MBD)」/「早幼児期脳障害」、「睡眠障害」について、この解説のコーナーは以上です。)

さて、前回同様に引き続き、るりる〜先生と吉木先生とで「幼児教育と環境 〜才能開花は先天的か後天的か???」について対談を進めていただきたいと思います。

幼児教育と環境 〜才能開花は先天的か後天的か???(後編)

佐藤るり子先生

私は、子どもの夢が現実になるには、現実になる為の意志と道筋を知っていなければ不可能であると考えています。
例えば、子どもが両親と同じ職業に就きたいと考えた場合、両親の歩んできた道筋がその子どもの目標になるのですから、両親からその進み方を身近に教えて貰うことができます。
「カエルの子はカエル」という意味合いは、そういう視点から来ている言葉のように感じます。親が得意とするものを、我が子に得意とさせる方法を、親自身が知っているからこそ出来るたまものです。

では、親がまったく知らないことや縁のないことで、我が子の才能が開花する場合は?
それはやはり、その子自身の経験や体験、知識等が必要となるので、その様な適切な刺激が得られる「場」(例えば、幼児教室など)を与えてあげることです。
その与えてあげる時期はみんなが同じとは言えませんが、子どもが自らやりたい!という意志を持った時期が良いでしょう。

ただ、幼児期はまだそのような意志が強い訳ではありませんから、まずは様々な体験を通して経験させておいてあげられると良い、というのが私の考えです。
親と同じ道を選ぶ・選ばないも、その子どもの経験や体験から来ています。

先天的なものはあるにせよ、後の後天的な環境がその子どもの成長を左右すると言い切っても過言ではないと考えています。

宮本みきお

子どもが、自らやりたいという意欲を持つことは大切ですね。小学校に入れば、その様な様々な事に触れるチャンスを、学校側が与えてくれるので良いですが。。。

佐藤るり子先生

小学校の教育において、「文武両道」という言葉を掲げている学校が多いのですが、好きなもの・得意なもの・熱中できるものがある子どもは、両立できるという考えからきているからです。
子ども達には、知識や体験学習をたくさんさせ、スポーツや情操教育にも目を向けさせたい、そして、開花させてあげたいという学校側の意図があります。

小学生になると、得意なもの・不得意なものが幼児期よりもはっきりわかるようになるのは、その子どもに意志が育ってくるから、そして身体的な能力の違いや学習習慣の違いからだと考えます。

また、家庭とは別に、学校という環境や友だちという環境によっても大きく影響を受けます。成長していけばいくほど、その子どもを取り巻く環境が重要となります。
その子どもが選択という岐路に立たされた時に、今までの経験や自分を取り巻く環境、両親の助言等がその子どもの人生に大きく左右してくるのでしょう。
そして、子どもは大人として自立していくわけです。

宮本みきお

人類だけが、自分の意志をもって人生を築くことが出来る動物ですから、その環境作りは親としてはとても責任が重いことになりますね。

吉木稔朗先生

私事ですが、昨年から犬を飼うようになりました。犬って、ほんと、賢いと思いました。まだ赤ちゃんのころから理解力が高いのです。これは人間の赤ちゃんと比べてのことですよ。犬は生まれてから半年もすれは成人の犬と同じように人間のいうことを理解するようになります。運動神経も人間と比べたらはるかに高いと言えます。

そのころの人間の赤ちゃんと言えば、お腹が空いたら泣いて、気持ちが良いと笑って、という生活をしています。もちろん歩けません。ところが、犬は、走り回ることやおすわり、「待て」と言えばお腹が空いていてもちゃんと食べてよしと言われるまで待つことができます。
このまま人間の様に成長していけば、ものすごい能力を発揮してもおかしくはないのですが、残念ながらその後も大きく変わることはありません。
ところが人間の赤ちゃんは生まれたときに持っている能力はほとんどありませんが、どんどん環境からうわばみのように吸収していきます。犬はいつまでも「ワンワン」のままですが、人間は言語をあやつるようになります。

運動能力においても、確かに単に走るのは犬が速いかも知れませんが、バスケ、テニス、バレーバール、野球、等々、なんでもいいのですが、道具を使って行なうスポーツはできません。また走るのも長時間その意思をもって走り抜くことはできません。
たとえば人間なら10キロを走ろうと思えば、自分の能力においてどの程度のペースで走れば走りきれるか、ということを計算して走りますが犬はできません。10キロという距離全体を考えることができないのです。ましてはフルマラソンを走るドックレースなど聞いたことがありません。

宮本みきお

犬は、後天的な事がその後の人生(犬生)に与える影響度が小さいと言うことですね?

吉木稔朗先生

ここで私が何を言いたいのかを考えてください。
人間は、後天的なものもあれば先天的なものもあるということです。
その割合がどの程度のものかはわかりませんが、動物に比べたら先天的に与えられたものより後天的に獲得するものの方がはるかに多いということです。それが、人の、特に幼児「脳」教育の一番重要なところです。

「自分はこんな大富豪の娘として生まれたかった」「もっと頭のいい親のもとに生まれたらもっと勉強がよくできたろうに」などと思ってもこれは無駄なことです。
私たちに与えられているものは過去ではなく“未来”だと思うのです。ですから「これからどうしようか」とか「どう努力するか」ということが、私たち人間に出来る100%だと思っています。

仮に80%運命が決まっていて、残りの20%だけの自由度だとしても、その20%が私にとっては100%なのです。95%が定めとして決まっていても残りの5%が私にとっての100%なのです。この自由度は他の動物に比べてはるかに大きいのです!

植物の種子はあの小さな胚のところに成長の設計図があって、ある環境(土、養分、水分、光)を与えると発芽して設計図にしたがってトマトならトマトとして成長していきます。
自分はスイカが好きだからといって、トマトの種子にスイカにふさわしい環境を与えてもトマトにしかなりません。
同じように、いくら犬が利口だからといって、人間と同じ教育を与えても所詮、犬は犬だしサルはサルです。
人間は後天的に得なければならないことが多い分、後天的な環境に大きく影響を受けながら伸びて行くことになります。

宮本みきお

そこが、後天的な環境をどう整備するか、が重要ポイントになるわけですね。

吉木稔朗先生

後天的な環境とは子供にとっては「愛情」と「教育」です。その中心はお母さんということになります。赤ちゃんに対する話しかけ、あやし、等々、その一つ一つが愛情に基づいた教育です。豊かな実を結ぶために豊かな畑を作っている段階でしょう。

その後は、るりる〜先生の担当といいましょうか、幼児教育のステージですね。その子供の芽が出ていく&育っていく過程ですね。そのときその時にふさわしい教育があります。3歳の子供に6歳の教育を与えてもだめですし、6歳の子供に3歳の教育は退屈でしょう。
人間が他の動物と大きく違うことの一つは教育、とくに「幼児教育」によって大きく成長できる要素を持っていると言うことでしょう。
先天的に運命として決められたことがあるにしても、残りの部分を100%でフル活用することで人間は大きく成長していくのです。

佐藤るり子先生

後天的な教育の一貫として、「まいと」は、その子どもの経験の一歩になれればと考えています。

何をしていく上でも大切になっていく、根気・集中力・やる気・達成感・責任感・等々をさまざまな活動を通じて育んであげたいですね。家庭環境とは違う環境を、ご家庭の教育と連動させながら与えていくことも大切です。ご両親2人から与えられる家庭環境・教育環境では経験できない事柄を、数千人の子ども達を教育してきた専門家の見地から経験させてあげたいと考えています。 年齢によって与えてあげたい刺激の数々、それがその子どもの「才能開花」の地盤となれたらと願っています。
それが「まいと」のカリキュラムです。

宮本みきお

どうもありがとうございました。

今回の対談は、人間の才能開花は先天的か後天的かという、ある意味人の根幹をなすことに係るテーマでしたが、人は他の動物と異なり自分の人生を自ずから切り開くことができる、そのためには、親の与える環境が重要であるとのことでしたね。

さて、今まで定期的に実施してきました対談でしたが、両先生が大変〜とご多忙につき、今後は非定期での開催としたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

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対談者プロフィール

吉木稔朗先生

吉木稔朗先生

神奈川大学法学部法律学科卒。早期教育の友人の死を契機に研究を引き継ぎ、現在、ヨシキ幼児教育研究所主催。主たる著書に「IQ200天才児は母親しだい!」「母親だからできる驚異の天才教育」「天才児を育てた24人の母親」などがある。

佐藤るり子先生

佐藤るり子先生

幼児教育学部卒。幼児教育学部専攻科修了。
首都圏の私立幼稚園教諭を経て、大手民間の幼児教育事業部において講師及び教室長を担当。首都圏エリアの運営及び講師育成並びに教育プログラム開発等を手掛ける。現在、幼児才能開発プロジェクト「まいと」専任講師。

宮本みきお

宮本みきお

立教大学経済学部経営学科卒。経営コンサルタント。大手民間の人材バンク及び人材開発の企業を経て、現在、コンサルティングファームを経営。

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