幼児教室で大切なこと
幼児教室で大切なことは、知識を詰め込むことではなく、さまざまな体験や経験を通して「好奇心の芽」を伸ばしてあげることです。
幼児期はとても大切な時期です。短く大切な時期だからこそ、良質の幼児教室で子どもの潜在能力を引き出し育てていきたいものです。
子どもにとって「受験」はいまや珍しいことではありません。
小学校受験を意識するご家庭にとって、幼児教室選びは受験への第一歩と考える方は多いでしょう。
親は一体何をするべきなのか、いろいろなノウハウを得る手段の一つとして幼児教室を選ぶ方が多いのも事実です。
しかし、幼児教室は「ただお勉強をするところ」だと思っていたら、実はそうではありません。
幼児教室の種類によっても教育理念は異なります。
子どもが、ただの子どもとしてだけではなく、一人の人間として自立し成長すること、これからの長い人生をしっかり生きていくために大切な基礎を「集団」や「個別」の中で自然と学ぶことが出来るような幼児教室が理想的です。
「受験」のためだけの幼児教室と言うのではなく、「お勉強」といったかたいイメージや先入観を一度捨てて、子どもが楽しみながら、一人の人間として成長できる幼児教室をみつけましょう。
幼児教室のカリキュラムで良いポイントは、家庭で両親が行う躾(しつけ)をサポートし、家庭の中だけでは体験することのできない色々な体験をさせてくれる、という点にあります。
「しつけ」は挨拶から始まり、礼儀や作法、ルールや決まり事、また、集団生活の中で社会人としての第一歩を踏みだし、どう他の子とかかわっていくかなど、この年頃の子どもにはこの先の人生に役立つ、学ぶべき多くのことがあるのです。
「受験」だけを目的にするのではなく、たくさんのことを吸収し、役に立つことを覚えて、身に着けられる場所であることが幼児教室の目的です。
カリキュラムのなかで「絵画・制作」などでは、お絵かき道具を使って絵を描いたり、折り紙を切ったり貼ったりなど、巧緻性を鍛えたり、「色育」ともいわれるように、きれいな色を視覚的に楽しみながら覚えたり、日本の良い伝統などを自然と親しむことができます。
子どもたちが目を輝かせて楽しめる幼児教室なんて、とても理想的な幼児教室です。
幼児教室に通わせる目的はたくさんありますよね。
幼児教室へ通わせる上で気をつけなければならないことは、はじめの一歩として「どういう子に育てたいか」ということを一度ご家庭で話し合うことが大事なのです。
お母さんやお父さんが子どもに何を求め、子どもは何をやりたいか何に興味を持っているのかをきちんと親子で話し合うことです。
幼児教室の通う目的がなんなのか?!
- 体つくり
- 情操教育
- 才能・能力開発
- 受験対策
- 語学の基礎
- 音楽教育
- 発達相談
- 右脳教育
- 友達作り(子供・お母さん)
- お母さん力の向上(育児のヒント)
などなど、目的はいろいろ。家族でしっかり話をしましょう。
両親の独断で決めつけては、子どもはやる気を失い、結果として良い判断でない場合があるからです。
また周りの意見を聞くことも大切です。
いずれにしろ、その子どもに合った幼児教室へ通わせることが、子どもの可能性、能力を開花させる一歩となるはずです。