おすすめ絵本:小学校低学年〜|幼児教育・幼児教材の「まいとプロジェクト」

おすすめ絵本:小学校低学年〜

6歳〜小学校低学年

100万回いきたねこ

「まいとからのひとこと」

100万回も死んで、100万回も生きたねこがいました。100万人の人がそのねこをかわいがり、100万人の人がそのねこが死んだときに泣きました。
100万回も生き返っていろんな飼い主に愛されてきた経験を持つねこですが、これまで一度も、自分を好きになったことがなかったのです。
あるときねこは誰のねこでもないのらねこになります。
そして、一匹の白く美しいねこを愛し、たった一匹のねこに愛されたねこは、やがて子どもが生まれ、自分よりも大切な家族を持ちます。そして、100万回死んでも悲しくなかったねこは、はじめて愛することを知り、愛する者を失って涙を流すという、とても深いお話なのです。
この本は「だれかを愛せるということはとても幸せなこと」だと教えてくれます。この時期の子ども達は100万回という言葉に惹かれます。また、様々な飼い主に飼われることを楽しんでいます。そして白い猫がいなくなり初めて悲しくなったということがほんの少し分かった様子です。
絵本としては、大人向きかもしれません。しかし、是非子どもたちに読んでほしい一冊なのです。

番ねずみのヤカちゃん

「まいとからのひとこと」

ドドさん夫婦の家の壁と壁のすき間に住む、おかあさんねずみと、四ひきの子ねずみ。そのうち四ひき目は、「やかましやのヤカちゃん」とよばれていました。
どうしてこんな名前がついたかって? それは、ヤカちゃんがとてつもなく声が大きかったから! やかましいヤカちゃんが ついつい大きな声を出してしまうので、ドドさんはネズミ退治のためにあの手この手で仕掛けをします。
繰り返しの楽しさや、ヤカちゃんの声の大きさ、ドドさん夫婦とヤカちゃんとのやりとり、ここぞという時に役に立つおかあさんねずみの歌など、一度読んだら子ども達がとても気に入り、『ヤカちゃん!あぶな~い、逃げて~!』という掛け声が子どもたちから自然に出てくるのです!
ネコに見つかりそうになったり、 泥棒が侵入したりとハラハラドキドキ。最後は、ネズミさんたちは、ドドさんのお家で安心してくらせるようになるのです。
繰り返しで楽しめる絵本なのです。

かいけつゾロリのドラゴンたいじ

「まいとからのひとこと」

かいけつゾロリはシリーズものです。
自分で字が読めるようになった子どもたちがよく手にしています。
ゾロリシリーズ最初のお話です。ゾロリと弟子のイシシノシシと出会う所から始まります。ゾロリとイシシノシシたちは早速手を組み意地悪をしに、そして国のお姫様とアーサー王子の結婚を邪魔しに行くのです。
ドラゴンに誘拐されたお姫様を救いにゾロリとアーサー王子が勝負をし、あの手この手でアーサー王子を窮地に追いやるゾロリたち。
『うちの子、吹き出ししか読んでないんです』というご父兄がいましたが、本文もさることながら吹き出しも多いのです。子どもにはそこが人気の一つなのかもしれませんね!

のはらうた

「まいとからのひとこと」

くどうさんが野原に遊びに行って、いろいろな詩人と出会います。
ありんこたくじ、てんとうむしまる、かまきりりゅうじ、みのむしせつこ、かぜみつる、きりかぶさくぞう、へびいちのすけ、こねずみしゅん………といった人たちとであうのです。そして、子どもたちに語り掛けるのです。
この本は、小さな、そしてあまり意識していなかった命の輝きが感じられる詩なのです。
教室では、小学校の準備として学習を進めている子供たちと一緒に毎回1つずつ音読をしています。そして、その詩に自分なりのイラストを描いています。子どもたちは、この詩が大好きです。虫や風や動物たちが話す言葉が大好きです。そして、不思議なことに自分たちも詩を書きたくなるのです!

しまのない トラ

「まいとからのひとこと」

仲間達と違っていても、頑張って生きていく動物たちのお話です。絵本の「みにくいあひるのこ」を感じさせる内容です。素話でも楽しめると思います。自分で読み始めるなら、6歳くらいですが、素話では4〜5歳くらいからでも楽しめるはずです。
内容・・・つのがないバイソン、しっぽのみじかいマングース、足のあるヘビ、八本足のいかと十本足のたこ、しまのないトラを収録。

とにかく さけんでにげるんだ  -わるい人から身を守る本-

「まいとからのひとこと」

デパートで迷子になったとき、公園で知らない人から声を掛けられたとき、知らない人に誘われたとき、一人で留守番をしていたとき・・・お母さんやお父さんが側に居なかったら、どうしたらいいんだろう?
様々な犯罪が起こっている現在、自分の身を守る事を大人だけが意識するのではなく、いかに我が子に教えておくかが大切な子どもへの教育だと考えられます。親子で読み、お子さんと話し合って下さい。

光村 ライブラリー

監修 樺島 忠夫 / 宮地 裕 / 渡部 実
村図書出版株式会社  セット価格¥18,000+税、各巻¥1,000+税
昭和46年度版〜平成12年度版までの教科書の中から、子ども達や先生に人気だったものを抜粋しています。
低学年・中学年・高学年向きにまとめており、読み聞かせには、最適です。
低学年…5冊、中学年…6冊、高学年…6冊、詩…1冊

ことわざ ひろば

「まいとからのひとこと」

小学校3年生頃から、国語の時間に触れていくことわざを、1冊の絵本にしてまとめてあります。
ことわざが、絵で表現させており、様子が解りやすく、また、使い方の例題もついているので、楽しく習得ができる絵本です。持ち運ぶにも便利な大きさです。

かわいそうな ぞう

「まいとからのひとこと」

戦争で犠牲になるものは、何だろう・・・。自然・環境・そして生き物。。。
この地上のありとあらゆるものが破壊され、壊されていく。
戦争・・・爆弾が落ちると動物園の動物たちは、檻を逃げ出し暴れるだろう・・・その様な考えから、上野動物園の動物たちは爆弾が落ちたときの騒動を防ぐために、命を絶たれていきました。
「戦争は悲惨」という気持ちを子ども達の心の中に育てていきたい一冊です。

もちもちの木

「まいとからのひとこと」

炭焼き小屋におじいさんと住んでいる豆太は、夜に1人でトイレに行けません。いつも決まって『じさま〜』とおじいさんを起こします。何故なら外には大きな「もちもちの木」がお化けのように見えるから・・・こんな弱虫豆太ですが、おじいさんが病気になり、暗い夜道を1人で町までお医者様を呼びに走ります。「弱虫でも、いざというときには、優しい強さがあれば良いんだよ!」とおじいさんは豆太に話しをします。小学校3年生の教科書にも登場する昔話の一冊です。

旅するベッド

ジョン バーニンガム
ほるぷ出版

「まいとからのひとこと」

ベビーベッドが、すっかり小さくなってしまったジョージーは、古道具屋さんで中古のベッドを買ってもらいます。ジョージーの新しいベッドは、小さな古いベッド。そのおんぼろベッドには、「このベッドがあれば、どこへでも旅ができます」と書いてありました。ジョージーが魔法の言葉をとなえると……いろいろな場所に連れて行ってくれる不思議なベッドでした。でも旅したことは誰にも分かりません。
旅をする時の肝心の魔法の言葉は? Mで始まり、Yで終わるということしかわかりません。思いつくままに、Mから始まる言葉を唱えます。
魔法の言葉はなんだろう??? と、思わず考えてしまいました!
夢のような非現実的な世界に連れて行ってくれる魔法のベッド。あなただったら、どんな所に連れて行ってもらいたいかな?
こんなベッド絶対欲しい! 何処に連れて行ってもらいたい? と夢が膨らむ一冊です。

おしゃべりさん

「まいとからのひとこと」

30個の身の回りのものなどが、カワイイ顔がついた絵で登場。トーストさん・トマトさん・ランドセルさんなどの身の回りにある食べ物や道具が、なにやら子ども達に話しかけます。
教室では、「リンゴ」の気持ち!……などを考えてお話を作るこの5才〜6才の時期、またモノには気持ちがあると伝える時期だからこそ、この楽しい「おしゃべりさん」を読んで考えて欲しいと思います。トマトが嫌いな子どもは、『イヤ!お弁当には入れないで!』なんて声も出てきたり!
おしゃべりというだけあって、文章は全部そのモノがしゃべっている会話なのですが、声に出して読むのがとっても楽しくなります。

ふたりはともだち

「まいとからのひとこと」

がまくんとかえるくんシリーズです。凧上げをするとき、誕生日をするとき、いつもふたりは一緒です。短編で5作のっている童話です。
何ともいえない二人のやりとりがすべてのお話に溢れています。小学校の教科書にも登場します。絵本から童話へと移行をするときにもおすすめの絵本です。

ふたりはいっしょ

「まいとからのひとこと」

がまくんとかえるくんシリーズです。凧上げをするとき、誕生日をするとき、いつもふたりは一緒です。短編で5作のっている童話です。
何ともいえない二人のやりとりがすべてのお話に溢れています。小学校の教科書にも登場します。絵本から童話へと移行をするときにもおすすめの絵本です。

ふたりはきょうも

「まいとからのひとこと」

がまくんとかえるくんシリーズです。凧上げをするとき、誕生日をするとき、いつもふたりは一緒です。短編で5作のっている童話です。
何ともいえない二人のやりとりがすべてのお話に溢れています。小学校の教科書にも登場します。絵本から童話へと移行をするときにもおすすめの絵本です。

ふたりはいつも

「まいとからのひとこと」

がまくんとかえるくんシリーズです。凧上げをするとき、誕生日をするとき、いつもふたりは一緒です。短編で5作のっている童話です。
何ともいえない二人のやりとりがすべてのお話に溢れています。小学校の教科書にも登場します。絵本から童話へと移行をするときにもおすすめの絵本です。

ごんぎつね

「まいとからのひとこと」

兵十が病気の母のためにとったウナギを、ゴンはいたずらごころからつい取ってしまいます。母が亡くなったことを知ったゴン、兵十にいたずらのつぐないに木の実をおくるゴン。
この本も小学校の教科書に登場してきます。悲しい結末となるこのお話は、大人になっても心に残る一冊となるでしょう。

てぶくろをかいに

「まいとからのひとこと」

きつねの親子が住んでいる森に寒い冬がやってきました。母親は子ぎつねの手にてぶくろを買ってあげようと思いました。母ぎつねは子狐にてぶくろを町にいって買う方法を教えます。
子ぎつねと母ぎつねのやりとり、町の帽子屋さんの優しさにとても心が温まります。

あらしのよるに

「まいとからのひとこと」

本当だったらお互いに仲良くなれる相手ではなかった・・・。そんな二人が嵐の夜に暗闇で出会い「あらしのよるに」を合い言葉に再び会う約束をした二人・・・。二人は「ひみつのともだち」となる、心に響く不思議な友情の物語です。
大人でも十分に楽しめる一冊になるでしょう。

エルマ-のぼうけん

ルース・スタイルス・ガネット
福音館書店

「まいとからのひとこと」

エルマーがまだ小さかったころ、ある冷たい雨の日にとしとったノラ猫に出会います。エルマーはノラ猫から動物村に捕らえられている可哀想なりゅうのこの話を聞きます。そして助けにいこうと決心します。
ノラ猫と船に忍び込みどうぶつ島に冒険の旅に出かけます。エルマーはりゅうの子をどのようにして助けるのか・・・ハラハラドキドキの冒険の旅です。
文章が主体の本への移行期に出会う本は、子どもにとってとても意味のあるものです。本って面白い! 楽しい! もっと読みたい! ……という、そんな気持ちが持てる本との出会いがありますように。

いやいやえん

「まいとからのひとこと」

元気な保育園児「しげる」が主人公の楽しいお話です。子どもたちは自分の園や保育園と同じところや違うところを比べて楽しんでいるようです。
リアルで身近な保育園のお話からファンタジーのお話へ・・・全体として、とてもほのぼのとしたお話です。

注文の多い料理店

「まいとからのひとこと」

森で狩りをしていた二人の紳士、連れていた犬もいなくなりおなかも減って・・・そんなときに二人の前に突然あらわれた西洋料理店。その料理店は注文の多い料理店・・・お客に対するなんとも不思議な注文をする料理店。
紳士たちは、その注文を素直に聞き入れ行動するところもなかなか面白いのですが、最後には山猫に食べられそうになり、想像もできないほどの恐怖を味わうことになります。
動物の命を粗末にするなというメッセージが込められている絵本です。

どんぐり山猫

「まいとからのひとこと」

ある土曜の夕方、一郎の元に届いたおかしな葉書。はたして一番偉いドングリは誰だろうか? 山猫裁判長に頼まれて一郎が思いついた裁判とは???
ユーモアに含まれたメッセージの深さに思わずし〜んとします。
迫力のある絵も最高です。山猫の表情もたまりません。

セロ弾きのゴーシュ

「まいとからのひとこと」

ゴーシュと動物たちの少し刺激的ながらも音楽というものを体感できるお話です。
演奏を終えた夜、ゴーシュが家の前から夜空をあおぎ、カッコウに対してつぶやく最後の場面は少し切なく・・・そしてとても美しいのです。
この名場面は子どもたちの心にきっと残る作品となるでしょう。

※まいとより
この「まろまの本棚」では、ご家庭の「絵本の読み聞かせ」に最適な優良な絵本を、幼児教育の視点から厳選してご紹介します。
「国際学力調査(PISA)」の結果からも指摘されているように、絵本の読み聞かせで育まれた言葉の習得や読解力は、数学知識・科学知識・問題解決など、国語だけではなく全ての学力の基礎となるものです。
「読書」は、知らない世界を教え、知識を増やしてくれます。その読書が好きになるはじめの一歩が、絵本との出会いです。
絵本は、心を成長させ、子どもの想像力を育て、知的能力を伸ばし、そして、語彙数を増やします。
あなたとお子様にとって、心に残る絵本との出会いができることを心から願っています。

※絵本の読み聞かせの方法、絵本の選び方などについてはこちら。

ページトップ